ホワイトノイズの安全性
2026年10月24日更新 · Lullsongチーム作成。一般的な情報であり、医療上の助言ではありません。
要点
小さな音で、ベビーベッドから離し、タイマーを使えば、安全に使える場合があります。小規模な試験ではホワイトノイズで新生児の寝つきが早くなりましたが、乳児向けサウンドマシンの中には、最大音量で聴覚にリスクがあるほど大きな音が出るものもあります。ベビーベッドのところで約50 dB以下に保ち、スピーカーはできるだけ離して少なくとも2メートル、ベビーベッドの中には決して置かず、タイマーを使ってください。
ホワイトノイズで赤ちゃんは眠りやすくなる?
1990年の小規模な試験(Spencer et al.)では、ホワイトノイズありで新生児20人中16人が5分以内に眠り、なしでは20人中5人でした。この試験で測ったのは寝つくまでの速さで、長く眠るかどうかではありません。この点に答えを出した、より大きな研究もまだありません。
どのくらいから大きすぎる?
トロントの研究者が、乳児向けのスリープマシン14台を最大音量で調べました(Hugh et al., 2014)。ベビーベッドの柵に付けたくらいの距離にあたる30 cmでは、すべての機器が、病院の新生児室に推奨される騒音の上限である50 dBを超えていました。3台は85 dBを超えており、これは8時間を超えて流し続けると、大人の職場の基準を上回る大きさです。
20件の研究をまとめた2024年のレビュー(De Jong et al.)では、動物の研究で、連続するやや大きな騒音が発達の初期に悪影響を与えており、子どもの研究もおおむね同じ方向を示していました。一方で、睡眠中の小さな音は役立つ可能性を示す研究もあります。著者らは、機器の音量と再生時間に上限を設けるよう求めています。
安全なホワイトノイズの使い方
- 小さな音で:赤ちゃんの頭のあたりで約50 dB以下、静かな会話くらいです。NIOSHの「Sound Level Meter」のような無料の騒音計アプリで確認できます。
- 離して:スマートフォンやスピーカーはできるだけ離し、少なくとも2メートル離してください。ベビーベッドの中や柵の上には決して置かないでください。
- 短く:赤ちゃんが眠ったあとに音が止まるよう、タイマーを使ってください。
- まず安全な睡眠を:あおむけで、硬く平らな面に寝かせ、ベビーベッドにはほかに何も置かないでください(AAP、2022年)。スマートフォンやケーブルも同じです。
Lullsongでの工夫
Lullsongは、毎回30分タイマーと3分間のゆっくりしたフェードアウトから始まります。ひと晩じゅう流す設定も選べますが、最初からそうなっていることはありません。
出典
- Spencer JA, Moran DJ, Lee A, Talbert D. White noise and sleep induction. Arch Dis Child 1990;65:135-137. https://doi.org/10.1136/adc.65.1.135
- Hugh SC, Wolter NE, Propst EJ, Gordon KA, Cushing SL, Papsin BC. Infant sleep machines and hazardous sound pressure levels. Pediatrics 2014;133:677-681. https://doi.org/10.1542/peds.2013-3617
- De Jong RW, Davis GS, Chelf CJ, Marinelli JP, Erbele ID, Bowe SN. Continuous white noise exposure during sleep and childhood development: a scoping review. Sleep Med 2024;119:88-94. https://doi.org/10.1016/j.sleep.2024.04.006
- Moon RY, Carlin RF, Hand I; AAP Task Force on SIDS. Sleep-related infant deaths: updated 2022 recommendations for reducing infant deaths in the sleep environment. Pediatrics 2022;150:e2022057990. https://doi.org/10.1542/peds.2022-057990